用語集「1」です。

101系:「101けい」:[鉄道]:(04/11/25更新)
国鉄新性能電車のパイオニアと言われている。通勤型電車。登場時はモハ90と言ったが、後の形式呼称改正のため、101系になった。先ごろ、南武支線に残っていた最後の営業用101系が事実上運用から離脱し営業線上で乗れる機会は永遠に無くなってしまった。中原電車区に予備車として一編成が残っているが、走ってるのか??かつては通勤路線の花形で、日本の高度経済成長期を支えた。その当時は「痛勤」、「酷電」と呼ばれていたっけ・・・

103系:「103けい」:[鉄道]:(04/11/25更新)

山手線や京浜東北線等の駅間距離の短い線区用に、101系の起動加速を見直したものが103系である。後継の205系に引けをとらない、ともすれば最新の231よりも鋭い加速をしてくれる楽しい電車。使い勝手が良かったのか、昭和39年から大量に増備され地下鉄乗り入れ用も生まれた。少し前までそこら中に走っていたが、JR東日本では次世代型の増備で大分勢力を縮小している。現在、JR東日本では武蔵野線が最多勢力路線。駅間距離の長い同線ではなかなか派手なドライブを披露してくれる。西日本では関西圏を中心に各線区で使用されており、延命更新工事が施工された車輌も多いので東日本よりは残りそうだ。といっても207系の増備は未だに進んでいるし。新型通勤車の開発も始まっているとのことだから、まとまった数が見られるのはここ数年位だろう。阪和線区間快速の山中渓越えとか好きなんだけどなぁ・・・

103系1000番台:「103けい1000ばんだい」:[鉄道]:(05/2/4更新)
301系に代わり増備された地下鉄乗り入れよう通勤型電車。この1000番台車は常磐線に配備され千代田線乗り入れに使用された。基本設計は103系と同様ながら不燃化対策が実施され、加減速性能と乗り心地改善のためバーニア式抵抗制御へと変更された。国鉄末期に203系や207系900番台車が増備されると地下鉄乗り入れ運用から外され、車体色を全面エメラルドグリーンにされた上で他の一般型103系と一緒に常磐快速線で使用されるようになった。東西線用の1200番台が引退してからも常磐線で運用に就いてたけど、さすがにもうなくなったかなぁ?

103系1200番台:「103けい1200ばんだい」:[鉄道]:(05/2/4更新)
上記、1000番台と同様設計の東西線乗り入れ用車。301系と同時にE231−800と交代して2003年6月を持って運用から離脱した。当初は黄色い帯だったが、後年東西線のラインカラーである水色に改められた。

103系の墓場:「103けいのはかば」:[鉄道]:(04/11/25更新)
常磐線のこと。首都圏各線から205系や209系の代替で103系がどんどん転属してきては、ここでの使用を最後に廃車になるためこう呼ばれる。また、常磐線は「試作車の墓場」とも呼ばれる。

165系:「165けい」:[鉄道]:(04/11/25更新)

153系東海形をベースに昭和38年にデビューした勾配線区用の急行形電車。モーターは153系より20ワットUPしたMT54、出力120Wを装備、勾配対策用にMc‐M’方式になった。主に中央本線、上信越線系統で使用され、後に東海道山陽や紀勢でも使用されるようになった。近年の急行列車削減で急行仕業からは、富士川を最期に撤退。中央西線、紀勢本線に最期まで残っていた普通仕業からも撤退している。現在、定期列車は上越線の夜行快速「ムーンライトえちご」一往復と、その間合いで運行される村上〜新潟間の快速一往復だけとなっている。新前橋区の車両が湘南色に復元されるなどの明るい話題がある反面、ムーンライトは485系に置き換えが決定するなど165系の活躍は予断を許さない状況になっている。今でこそ、乗車できる機会はめっきり減ってしまったが、うきはは結構この車両にお世話になっている。ムーンライトえちごは何度か利用したし、中央西線や紀勢本線、信越本線、上越線でたびたび利用した。臨時快速のフェァウェイやシーハイル上越、臨時大垣夜行も165だった。同系車に修学旅行用の167系、横軽対応の169系がある。

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